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着物姿をさらに美しく見せるための所作 2021.02.05

日本の伝統的な衣装である着物は、身につけるだけで自然と姿勢が良くなり、品格と美しさを引き出してくれます。その着物姿をより美しく見せるために、所作のポイントをお伝えします。

・立ち姿

背筋をピンと伸ばして、足はつま先が開かないようにします。体の中心に力を入れるように意識し、内股になるようにしてください。さらに片足を少しだけ後ろに引くことでより美しい立ち姿となります。

・歩き方

背筋を伸ばして裾が広がらないように、膝から下で歩くイメージで、小またで歩くようにすれば綺麗な歩き姿になります。その際には大きな音を立てたり着物を引きずったりすることがないように注意してください。大股で歩くと着崩れしやすいので注意です。鼻緒を挟む親指と人差し指に少しだけ力を入れて草履が足から浮かないように(ペタペタと音が鳴らないのがベストです。)意識をしましょう。

・椅子に座る時

帯を潰さないように椅子に浅めに座り、背筋をピンと伸ばします。後ろの裾は少し膝の後ろに入れ込むようにして地面に付かないようにしてください。